お客さまが増えると「フォローで忙しくなる」って結局こういうこと

お客さまが増えると
そのフォローに忙しくなって
また売上に天井が来てしまう。

そんな人が
“自動化”に手をつける前に
して欲しいことがあるので
今日はその話をしますね。

ひとり起業で
売上が上がっていく、というのは
お客さまが増える、ということ。

おそらく
トレーナーやセラピストの方は
丁寧な対応をされているので

その分自分の時間が
削られていきます。

その上
集客活動をしたり
家事育児…SNS…と
どんどん時間がなくなっていきます。

この時、
たとえばグループ化だったり
動画コンテンツにしたり、という
講座運営のノウハウはありますが

そもそもの
コミュニティ運営の考え方を
変える必要があります。

それは
サロンやスタジオでの
お客さまに対する対応と
オンラインで講座をしていく
お客さまに対する対応は
全く違うからです。

このマインドセットができないまま
オンライン講座を売り続けていくと
そのうちパンクすることは
目に見えています。

そして
もう大勢のコミュニティは
私が限界だわ…
と言って元のスタイルに戻り
売上も元に戻ってしまう
ということになります。

じゃぁどうすればいいか?
この考え方が参考になると思うので
私の保険代理店時代の話をしますね。

保険料は
一括払いと分割払いがあります。
カード払いができるまでは
銀行引き落としでしたので
引き落とし日までに
銀行口座に入れておかなければいけません。

ところが
分割保険料が落ちない人というのが
必ず一定数います。

保険料が落ちていない期間に
事故や怪我、病気があれば
保険金を支払えなくなるため

保険料が落ちてないですよ
いついつまでに払ってくださいね

というお知らせをするのは
代理店の仕事でした。

何かあっては後味が悪い、とか
親からずっとのお付き合いだ、とか
紹介してくださった方がいる、とか

何だかんだの理由で
集金に行ったり
時間外でも対応したり
それでも落ちないときは
コンビニからの振込用紙が届く、という
連絡をしたり、という
対応が必要でした。

こういう方は
新しい提案をしても
保険料が落ちない可能性の方が高いので
これ以上の見込み客には
ならないんです。

ですが、毎月のように
時間を取らなければなりません。

一方で
保険料がちゃんと落ちる
優良ユーザーは
ちゃんと時間を作らない限り
放ったらかしになってしまうんです。

そしてどうなるかというと
放ったらかしている間に
横から取られる
ということになります。

もちろんこの分析ができているから
優良ユーザーをちゃんと抱えられる
代理店にしていって
県下トップの成績にしていったんですよ。

この構図というのは
お客さまが増えるにつれ
必ず起こってくる問題なんです。

時間いつでしたっけ?
これどうやったらいいんでしたっけ?
ZOOMが分からなくなりました
前教えてもらったあの動画
もう1回もらっていいですか?

こんなやりとりだけでなく

やる時間がない
結果が出ない
うまくできない

という問題を解決するために
あれやこれやと手を替え品を替え
対応を考えていく。

心のどこかでは
お客さまサイドの問題が大きい
ということにも気づいている。

例えば

たった10分の時間を
作ることができないお客さまのために
キッチンでもできたり
電車の中でもできたり
というその方に合わせて
やれる方法を考えて
また動画にして送ってみたり

同じことを何度も言っているのに
うまくできない、という
お客さまのために
特別に動画を作って渡し
結果を聞き
また改めてやりとりをしたり

とにかく
悩みを解決してあげたい
結果を出したい
お金を払ってくれてるのだから

という
私が何とかしなくちゃ精神

手のかかるお客さまに
時間を使ってしまうのです。

そうするとどうなるか?

優良ユーザーは
不満を感じて
別の先生を探し始める

となります。

本来、手をかけるべきは
優良ユーザー。

積極的に学び自分で実践し
結果も出してくれている
全然手のかかっていないお客さま。

そのお客さまに
ちゃんと時間を取る考え方に
あなたが変わらなければ

あなたはずっと
忙しいまま

コミュニティも発展せず
売上も天井が来ます。

私は代理店時代
お客さまを差別ではなく
区別しなければ
逆に不公平になる

と教えてもらいました。

ひとり起業は
まさにこの考え方がなければ
発展していきません。

あなたの体は1つなのだから

100万、200万…という
売上を継続的に作っていくためには
課題はいくつもあるんですよ。

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