「月商30万円の壁」見直し問題

年収103万円
超えないように仕事をしよう
と思っていた人には
178万円まで引き上げられたら
もっと稼いでもいいんだ
と思えるかもしれません。

が、実質どうですか?

そこに集客追いついてますか?

って話。

私が今日テーマとしているのは
「月商30万円の壁」です。

私たちは起業家なので
売上をまず追わなければ
いけません。

起業家は事業を起こすこと
社長の始まりなので

そもそも
月収103万円の壁
とかいうレベルの話ではない。

夫の扶養からは外れ
税金を納める、ということが
前提となる話なんです。

つまり、まずあなたが決めるのは
いつ夫の扶養から抜けるのか
ということ。

私も会社を辞めてから
夫の扶養に入っていました。

夫は自営業ですから
何とかかんとかして
経費にして
税金を少なくしよう
と考えていました。

一方、私には
ちょっと違う考えがありました。

それは私の保険時代の知識でした。
ちょっと難しい話をしますが
めちゃくちゃ大事なので聞いてくださいね。

保険というのは
万一の際に支払われるもの。
例えば交通事故で
亡くなったり後遺症が生じた場合には
逸失利益を計算します。

逸失利益とは
事故が生じてから
収入がなくなったことによる
この先得られるはずだった利益
のことです。

給与のある人は給与明細や
源泉徴収などで計算できるのですが

自営業の人はどう算定するかというと
前年度の確定申告を元に
計算するんです。

このときに、
どんなに売上が上がっていても
確定申告で税金を少なくするために
経費計上を多くし過ぎていると

収入が少なく見積もられてしまいます。

え、これだけなんですか?

というケースを
何度も見てきました。

なので私は
過度に経費にするのではなく
払うべき税金は払っておいた方が
いいんじゃないか
と思っていたんです。

そんな時、私は
とある社長の講演を聞いたんです。

アパホテルの元谷芙美子社長です。

元谷社長は
講演の始まりにいきなり
こう言いました。

「みなさん!
 税金を払いましょう!!」

と。

え??と思いました。
節税、節税、という
講演やセミナーが多い中で
税金を払おう、と
事業者に向けて言ったからです。

ーーーーーーーーーー
元谷社長は
0から起業し、雇用を生み
利益を出し、納税の義務を果たす

それが社長の使命だから
1円でも多く税金を払えるように
と考えて会社経営をされてきたそうです。

節税ばかりして赤字経営をするなんて
社長としてはもってのほか。
黒字経営をしてしっかり税金を納め
堂々と子供に背中を見せなさい

ーーーーーーーーーー

と言いました。

なんだかね
すっごくスッキリしたんですよね。

そうだよね、って。

税金を取られることを
恐怖に感じていたら
絶対に収益なんて上がらない、と
思いました。

そこから私は堂々と
稼ごう!税金?
払ってやろうじゃんか。

夫に税金を払ってもらうんじゃなくて
税金を払える自分になろう
と思いました。

だから会社が黒字化するんだ、って
目の前で見せてもらったから。

もちろん
必要以上に経費を少なくする必要は
ありません。

だけど堂々と
扶養を抜けて
私が税金払やいいんでしょ
と思えないと

売上なんて上がらないです。

稼ぐことに対する
心のブロック
が入るから。

まずいつ夫の扶養から抜けるのか

これは
起業する、と決めたら
必ず決めてください。

月商30万円というのは
単価を上げる、ということで
解決します。

ですが、
それを売る、となったら
売上が上がる
収益が上がる
税金を払う
という

事業者のフェーズに入る

ということです。

事業者になる。

決めることから
始まるよ。

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