アトピー、不妊、乳がん…体に悩まされたからこそ、体を使命とするビジネスを拡大したい

15年間苦しんだアトピーという壁
青春時代は蓋をして覚えていません

高校を卒業する頃から発症してきた大人アトピー。
アレルギー性鼻炎くらいしかなかったのに
ポツポツと顔に出てくるようになりました。

大学時代は人目を避けるようになり
明るかった私の性格はどんどん変わっていきました。

なんで私ばっかり?なんで私だけ?
夏でも長袖を着て帽子を目深に被り

治療品を探してはそこでの教えに従って
それでもよくならず
薬にお金を使い、健康食品にお金を使い

これといった原因もきっかけもさっぱり分からないまま
出たり治まったりの不安定な学生生活を過ごしました。

東京で暮らす1人娘が帰省する度に
ボロボロの顔になっていく姿に
親は心痛でしかありませんでした。

本当はもっと東京の生活を楽しみたかった。
大学の友達も増やしたかった。
だけどとにかく私は人と顔を合わせたくありませんでした。

後で聞くと、誰も私のそんなことなんて
覚えていなかったんです。

人は自分のことしか興味がない。

これはアカデミー生はもちろん
お客さまへのカウンセリングでも役立ちました。

30歳を機にここから先の人生のために
アトピーを治すことを決めました

10年以上不安定な状態を過ごした私は
30歳のときに、治療に向き合うことにしました。

ーーーーーーーーーー
このままずっと残りの人生50年を過ごすくらいなら
1年や2年、必死で体から毒になっているものを
抜く時間があってもいいんじゃないか。
人生を長い物差しとして考えたら
この1年や2年は爪楊枝で突いたくらいや。
我慢できる。
ーーーーーーーーーー

そう決めて、自分が治療を本気でできるところを探しました。

ただ治すだけじゃなくて
きれいになりたい。

その2つが叶えられるところを探して探して
1つのサロンに賭けることにしました。

その時の私の選択は正しかったのかどうか
今となっては分かりません。

ですが、起業をしたときの覚悟よりも
このときの覚悟の方が大きかった。

治る保証もきれいになる保証もない。
お金も月に15万くらい使ったこともあった。

毎日毎日つらくて、先が見えないトンネルで
ベッドが血だらけになることもあったし
ノートにひたすら書きなぐった日もあった。

だけどこのときの経験と知識は
後のサロンでの技術やカウンセリングに
生かされた。

そしてめっちゃくちゃ強くなった。
体も心も。

この時のどん底に比べたら
たいしたことない、って思うことばかり。

やっぱり人間、どん底は必要。

時間はかかったけれど
本当に何か霊的な物が
脚から抜けたんじゃないかと思うくらい
一気に抜けて快方に向かい

勢いづいて急に出会って急に結婚しました。
この話は興味のある人だけお話しします笑。

不妊治療に向き合った時に妊娠
子供嫌いから子供好きに180度転換

不妊治療というほど踏み込む前に
本気でお金をかけよう、と決意して
専門医院へ転院したときに自然妊娠をしました。

当時、夫の整体院で手伝いを始めていた私は
不妊の患者さんのカウンセリングや施術に
当たることも多く

不妊治療が始まったときに
体と心を健やかに保つことが
どれほど大変で重要なことなのかを
自身の経験も元にかなり研究しました。

30歳の時にアトピーを本気で治したい、と思ったのも
体に薬を入れている状況で
安全にこの後出産ができるのか?という不安が
よぎったからです。

健康であることについて
実践と研究を積み重ねていた私は
39歳での出産の割には
根拠のない自信がありました。

自分の元に来てくれた子供を信じる

体から「信じられるサイン」みたいなものを
受け取れるようになっていた
そんな体を自分が作っていたことだけは
すごく自信がありました。

アカデミー生も同じです。

自分の元に来てくれた人を信じる

これも根拠のない自信があるのです。

47歳で乳がんを発症
娘が私を助けてくれました

起業してトレーナーからコンサルに転身して1年。
いよいよこれから、という時に
私の右胸に乳がんが発覚しました。

娘とお風呂に入っていたときに
自己触診で発覚。
セラピストとしての手の感覚の鋭さと
娘とのスキンシップが私を助けてくれたと思っています。

保険の仕事も長く、体についての知識も深かったので
過度に恐れることはありませんでした。

そして、娘を妊娠・出産したときにも持っていた
根拠のない体からの自信。
それだけはこの時もありました。

ステージ1の初期のがんで
がんの顔つきも一番やさしいタイプ。
リンパ節への浸潤もなく
右胸の切除とホルモン剤の投薬のみで
私は最短1週間で復活しました。

入院の1週間、1日1個の
すみっコぐらしの小さなぬいぐるみを
母に協力してもらって家のどこかに隠し
娘が1日1日を寂しくなく過ごせるように
イベントとして企画。

私の企画力が生かされました笑。

退院1週間後からスラックラインに復帰し
周囲を驚かせたほどです。

おかげさまで予後も順調です。

私には体と心の健康を伝える使命がある

こうして自分の体も心も
健康であることの大切さを
私は身に沁みて感じています。

トレーナーやセラピストなど
この仕事でやっていきたい、と決めた人は
どこかそんな思いを持っている人たちばかり。

ですが、あまりにも
その大切さは医療よりも軽く扱われているように
思えてなりません。

トレーナー、セラピスト…など
ウェルネス系の起業家たちの地位を向上したい。
この職業こそ、知識こそ
今の世の中になくてはならないもの。

そんな使命を強く持って
私はウェルネス系起業のコンサルタントをしています。

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