売れる商品が生まれる背景
先日、久しぶりに
サロンの化粧品取引先のオーナーと
お話してきました。
そこで
フェムケア、フェムテックの話に
なりました。
「かおりさんはずっと前に
ここに目をつけて
サロンに取り入れてましたよね。
今また流れが来ています」
という話でした。
私のところに相談に来られる方も
数人に1人が
フェムケアを取り扱いたい
と言います。
こんなにいいものなのだから
広めたい
ということです。
先ほどの取引先のオーナーも
言われていたように
私ももう7〜8年ほど前に
サロンで扱い始めたのが
フェムケア商品でした。
私も
これは大事だ
ぜひ女性に取り入れて欲しい
と思っていました。
あれから7〜8年。
フェムケア事情は
どうなっていると思いますか?
あくまで私の肌感でもありますが
7〜8年前と変わらない
これが私の肌感です。
なぜこれだけ年数が経っても
変わらないのか?
それは
そもそも売れる商品の
背景とは何か?
という問題になります。
商品というのは
需要と供給のバランスが
必要です。
そして
需要に応じて
商品が開発され
そして供給ができたときに
売れるようになります。
簡単に言うと
こんなのあったらいいよね
↓
作っちゃいました
↓
欲しい
の流れができて初めて
商品が売れます。
これ、当たり前のようですが
めちゃくちゃ重要な理論です。
健康・美容系ビジネスは
逆転しているケースが多い。
だから売れない。
つまり
結果的に重要性を知った
先生たちが
需要がないまま
商品を作っている状態。
フェムケア商品は
その究極商品とも言えます。
研究者たちが
膣ケアに着目し
海外では普及しているが
日本ではまだ普及していない
ということで日本で開発し
日本で普及を始めた。
ところが
日本では誰も
欲しい
と一言も言っていない。
つまり
需要がない商品を
供給先行で作ったわけです。
こうなったときに
その商品を売るには
どうするかというと
欲しい、と思っていないのに
どれだけいいものかを
プレゼンして試してもらい
実感してもらわないといけません。
その際にやるべきことは
価格を落とし
保証をつけて
敷居を低くすること。
リライブシャツと同じように
まず安く試して
効果がなければ返金します
という商売でなければ
誰も買わないのです。
これを無形商品で
しかも高額商品で行うのは
相当の労力が必要です。
だけど売りたいんだよね。
どうしても普及したいんだよね。
となったら
属人性の高い状態で売る
というのがベスト。
/
あなたの言うことなら
何でも聞くわー
\
というコミュニティを作って
閉鎖的な環境で売る
という方法。
これなら労力が1/10で
売上も10倍上がります。
無形の高額商品として
供給先行の商品を売りたいのなら
需要に落とし込む必要があります。
どうしても
その手法じゃなければ
解決できない人とは
どういう人なのか?
その需要がある人が
こんなの待ってた!!
と思うものであれば
売れる可能性はあります。
ですが、どんなに考えても
“いいけど他に方法あるよね…”
というものであれば
結局受け入れ難いので
売れない。
7〜8年経っても
同じ状態の肌感なのは
結局受け入れ難いことが
崩されていないからなんです。
私は自身でも取り入れていたくらい
いいものだということは
重々理解しています。
だからこそ
広めたい、という気持ちも分かるし
必要なもの、という理解もあります。
だからこそ
一発目で売るものじゃない
と言っているのです。
これを伝えるには
需要の矛先を考えなければなりません。
私がリリースしている
『月商30万を超えるヨガ講座の作り方』
で紹介している
プロデュース事例では
実はフェムケアを取り入れている
ビジネスもいくつかあります。
けど誰も書いてないでしょ。
だから売れるんですよ。