売上低迷期にハマる「高額」の落とし穴
「食べるヨーグルト」
っていうのを見つけて
面白くて買ってしまった
おかだかおりです。
いや普通やん!っていうね。
ヨーグルトは
食べるもんやから
「飲むヨーグルト」
ができたわけで
それを
「食べるヨーグルト」
にしてしもたら
1周回って一緒やがな
ということを
家族に見せたときに
みんなで
「いや普通やがな!」
って言いたいためだけに
買って帰りました。
この話、「購買欲」の
ヒントが隠されてるんだけど
分かるかな。
私は
このヨーグルトが
食べたかったわけではなく
これをネタに過ごす
家族との一瞬の時間を
実現したかったんです。
例えばあなたの
ダイエット講座。
それをお客さまが買うとき
講座の中身は
このヨーグルトそのもの。
家族との一瞬の時間は
ダイエット講座を買って
痩せた先に得たい未来です。
お客さまが得たい未来の
その瞬間を映像化できているかどうか
解像度が上がっていれば
上がっているほど
購買欲は高まります。
売上が落ちている時というのは
この未来への解像度が
どんどん落ちていくものです。
そりゃそうなんですよ
自分が低迷期なのだから。
そんな時に
売上を上げるために
人は策を練ります。
その1つが
「高額化」です。
今のパーソナルや
今の施術を
どうすれば価格を上げられるか
ということを考えます。
そして価格を上げて
新規の人に販売しようと
考えるものです。
この考えは
どういう思考回路に
なっているかというと
ーーーーーーーー
集客しても
なかなか集まらないな
↓
今来てる人も
どんどん少なくなって
きてるしな
↓
今の人の価格は
上げられないな
↓
思い切って
高くして新しい人に
来てもらおう
↓
今のままじゃ
これ以上高く取れないな
↓
何か新しいものを
取り入れようか
ーーーーーーーー
となっていて
新しい資格やら
新しい商品やら
新しいビジネスやらを
探し始めるわけです。
そして探し始めたら
こっちだったら
こっちの方がいいな、とか
これは高いな、とか
これなら払えるかな、とか
この人が言うことは
ごもっともだったな、とか
だんだんそもそもの
目的から外れてしまうんです。
そもそもの目的は
売上を上げたい
ということ。
売上が上がった状態も
もちろん解像度を
上げていく必要はあるのですが
新しい資格や
新しい技術の先に
売上が上がる状態の
解像度が上がっているかどうか。
自分自身の
自信が付いただけに
なっていないかどうか。
例えば新しい資格なら
その技術を得ることで
どういう価格で
どういう人に
どう集客をして
どう販売をするか
そしてそれが継続できるか
がちゃんと
シミュレーションできているか
その上で
月にこのくらい売上が上がって
それが継続した状態が
いつ作れていて
自分が何ができるように
なっているか
ちなみに私は
技術を取りに行ったとき
今まで自分の単価は
1回5000円の施術がいいとこ。
それを
1万円にできる、と聞いて
よし、これなら私も
その痛みが分かるしいいぞ!
と思って何十万も払って
取りに行き
カウンセリングの仕方や
施術の仕方を習い
改善事例も「使っていいよ」
と言われたので
やったぁ!と思って
スタートしました。
この時点では
もう施術をすることしか
考えていなかったんです。
ところが私がつまづいたのは集客。
集客できないと
教えてもらった施術を
披露する場がないのです。
ところがそれは
技術を教える先生なので
集客を教える先生ではない。
結局私は
集客を教えてくれる先生を
また探すことになったのです。
それもまた何十万も
捨てるんですけどね。。。
何が言いたいかというと
売上が低迷している時
というのは
その先の未来の
解像度を高くすることなんて
1人では全くできません。
シミュレーションも
全くできません。
自分に何が必要なのか
さっぱり分からないから。
ハッキリ言うと
まともな判断ができない時
です。
この時に自分で
よし!高額化だ!
資格を取らねば!
とか
よし!集客だ!
自動化ファネルだ!
とか考えても
だいたい100%違います。
ボトルネックは
そんなところにはないからです。
もしかしたら
あなたが今やるべきことは
資格を取ることじゃ
ないかもしれない。
大事なのは
1人起業家こそ
トータルで相談できる
コンサルタントを
思いきって付けなさい
ということ。
私じゃなくてもいいのよ。
先の未来の解像度を
一緒に上げてくれて
シミュレーションを
一緒にしてくれるコンサルさんを
絶対に探した方がいい。
当面高いかもしれないけど
この先自分であれこれ考えて
捨てる金額と捨てる時間よりは
絶対安いと思うから。